皆さんこんにちは、らく~だです。

本日2つ目の投稿です。何せ半年ぶりですから!
もっと安定して記事を投稿しなければ、、、

今回は筆者にとっては不幸な記事です。
やっちゃいました、、、。ハイエースをバックでドンと( ;∀;)。

相手のいる事故ではございません。
暗い山道で駐車する際、いつもの場所なので確認を怠ってバックしたら締まっているはずの門が開いていて、門扉が駐車場所に突き出ていたんです。なぜかぶつける時はいつも確認するところを確認しないんですよね。

この時もいつもなら見るバックカメラを見ずにバックしてこんな結果に至った次第です。まぁでもこんなにガッツリあたったのはハイエースに乗って以来初めてだったので結構ショック。

ということで、ハイエースのリアゲートを板金修理した内容を記事にしてみます。もちろん、安く車を修理をしたい方にも参考になりますよ~

それではいってみましょ~

傷の詳細確認

やってしまったものは仕方無いので傷を詳細に確認していきましょう。

門の扉から突き出ていた南京錠をかけるためのカンヌキがリアゲートを突いた感じで幸いバンパーやレンズ類は大丈夫そう。

カンヌキはこんなやつです。

ただし、このカンヌキの先端がクリーンヒットしたのでボディ側に型が付いています。
くっきりいっちゃってますね。


さらに、見た目より広範囲に凹んでいるみたいでリアゲート下端には塗装割れが、、、。
水が廻り込んで錆びると厄介なのでセロテープで救急措置。


ここは再塗装は免れませんね、、、。

ディーラーで板金見積をして貰ってみました。そしたら見積もりを見てビックリ!!板金で直るか保証できず、リアゲート交換で20万円、もし板金で治ったら10万円とのこと。

凹んだのがリアゲートの一部だったので5万円ぐらいを予想してたのですが見事に外れて自分の心が更に凹みました、、、。

デントリペアの見積を取ってみる

さあ他にできるだけ安く、できるだけ元通りに治す方法は無いものか、、、。で、前々から気になってみたデントリペアの見積を取ってみることに。

デントリペアって?

知らない方もおられるかと思うのでご説明すると、通常の板金の様にパテ盛りや塗装を行わない板金方法です。凹んだ鉄板の面を裏から叩いたり、引っ張ったりして塗装はそのままで元の形に修正するんです。

通常の板金では修正しきれない部分は塗装を削りパテを盛って塗装をしなおすというプロセスを踏みますが、デントリペアで修理ができれば、ほぼ凹む前の状態に戻るといっても過言では無いと思います。パテ盛りや再塗装をしないので後で色ムラが残ったり塗装が割れたりといったトラブルもありません。

さらに、再塗装のプロセスが省ける分、ケースによっては通常板金よりも安く修理ができることもあるみたいです。

板金修理って、確かに見た目は直りますが元に戻ったとは思えない事はないでしょうか。パテでごまかされて、色も再塗装部とそうでない部分でぼかして目立たなくする、、、、なんとなくごまかしているだけの感じ。

ひょんなとこでこのデントリペアという奴に望みを託してみたわけです。

見積をしてみたら

実際に地元のでんとリペアの業者さん数社に見積を取ってみました。
結果は「板金修理をおススメします」とのこと。

??魔法の修理方法ではないかと期待を抱いていたデントリペアですが、修理するのに前提条件があるそうで、、、。

  • 塗装不要な程度に塗膜が残っている事。塗装割れや深い傷がある場合はデントリペアの費用に加え、通常の板金で行う塗装作業のコストが乗っかるため結果的にコストが高くなる(2倍程度になる)。
  • 凹みの面積が大きい場合は費用が非常に高額になる。通常の板金よりコストが安くなるのはせいぜい数cm以内の凹みまで。また凹みの面積や程度によっては修正自体が難しい。
  • 程度にもよるがプレスラインが入っているところの修正は難しい。修正できたとしても、手間がかかるため費用が上がる。

なるほど。そりゃそうだよな、と冷静に考えて思いました。本当にデントリペアが全てのケースにおいて安くてより綺麗に元通りに戻るなら、世の中にもっと普及していそうなものです。
簡単に言うと平面のボディについた軽い「エクボ」を直す程度と考えるのがよさそうです。

しかし、デントリペアで調べてみると結構酷い傷を治している事例が多々出てきます。そうしないと客寄せができないからなのかなと思いますが、ちょっと期待させすぎかな、という印象を受けました。おそらく、コストをい問わないとできるのかな?だったらウソではないかな、、、。

今度は通常の板金修理の見積を複数社でしてみた

デントリペアでは少なからずとも現実的な費用では修理ができない事がわかりました。通常の板金をするしかないわけですが、ディーラーの目玉が飛び出るように高い費用はどうも納得できません。

そこで、街の板金屋さん複数社に相見積を取ってみることにしました。すると業者ごとに費用や修理内容が全く異なっていたんです。これが板金業界の闇か、、、とまではいかないですが業者選びで板金の仕上げにかなりの差があることがわかりました。

A社の場合

最初に見積をしたA社によるとディーラーの半額以下の費用で直せるとのこと。板金塗装の範囲は鉄板の凹みが確認できる範囲+30㎝程度の範囲で済むという事で窓などの取り外しもせずマスキングだけという内容でした。

B社の場合

次はインターネットで良い評価が上がっていた板金屋さん。対応も親切で、カーコンビニクラブの修理も扱っていることや、やはり中間マージンがあるのでディーラーやカーコンビニクラブで修理をするのはコストと品質が釣り合わない事が多い事を教えて頂きました。

見積の結果はA社より若干高い程度でしたが、塗装はリアゲート下半分はボカさないと後で色の差が出てくるとのことで、窓やエンブレム等すべて取り外しが必要とのことです。

C社の場合

車が凹んだ事を聞きつけた昔の友人が、板金屋に勤めているらしく連絡をしてきてくれて見積を依頼することに。

某有名な会社ディーラーの修理を請け負っているらしく、B社と同様にリアゲート半分程度ぼかした上で、クリア塗装は全面塗りなおすとの事。部分的な塗りなおしは塗ってしばらくは目立たないが年が立つと塗装が黄ばんできた際に目立つようになる様です。

顧客との信用に関わるので、ディーラーの板金塗装はクオリティを求められる事が多いみたいです。見積はB社と同程度の金額でした。

修理を頼んだのは、、、

もうお分かりかと思いますが、結局知り合いの勤めているC社にお願いしました。
修理した形跡は全くないぐらいピカピカになって戻ってきました!


ある程度予想はしていましたが、やはり板金屋さんによりかなり修理内容や考え方に差があることがわかりましたね。

優良な板金業者を探すコツ

まずは、ディーラーの板金修理は外部に委託、もしくはディーラーで板金工場を持っているケースがあるのですが車の販売窓口になっている事もあり信用に関わるので修理品質に間違いは無い可能性が高いです。その代わり、委託をする場合のマージンを踏まえた料金設定になっているので修理費用が高額になります

板金業者に直接お願いする場合、信用のおける優良な板金業者を如何に探すかがポイントとなります。今回のA社の様なところにお願いすれば安くは済みますが、数年後にあんなところに頼むのではなかった、となるケースがあるかもしれません。

まずは必ず見積をお願いし、具体的にどのように修理をするのか説明を求める事です。そして初めて利用する業者なのであれば、いくつか他の業者で相見積もりを取り、施工内容を比較したほうが良いと思います。そして納得のいく業者に修理をお願いして、次からは同じ業者に任せると毎回板金屋さんを探す手間も省け、板金屋さんも常連客ができることで利益に繋がります。ディーラーの修理案件を扱っているか聞いてみるのも良いかもしれませんね。
(板金屋さんにも建前があるので、間違ってもどこのディーラーなのか等は聞かないようにしてください)

探す手間や品質のリスクを負いたくないのであれば、少々高額でもディーラーに修理をお願いしたほうが良いでしょう。

デントリペアは結局良いのか

結局、筆者はデントリペアをしなかったのですが、業者さんにお伺いした限りでは、軽いエクボ等、ペコっとなだらかに凹んでしまった様な傷であれば安くかつ、塗装することなくほぼ完全に元に戻せるので精神衛生上も一番の修理方法ではないかと思います。

自分はパッと見分からないようなエクボができても気にならないので以降も利用することは少ないとは思いますが、新車購入早々にドアにエクボを作ってしまった場合等、板金とは違って後に残らないのでぶつけた事を無かったことにできますね。

ちなみに軽ければ費用は1万円ぐらいから可能な様です。板金の場合はどんなに小さくても塗りなおす手間が最低かかるのでそういうわけにはいきません。

まとめ

さて、記事の内容は如何でしたでしょうか。

ご参考までに、今回私が利用した板金業者さんは「タカノ自動車」さんです。
京都では有名な業者さんみたいですね。

https://goo.gl/maps/45Ces5fuq2Q7TRjP8

もし、付近にご在住であればご相談されてみても良いかもしれません。

最後に、今回は車の板金修理の記事でしたがもちろん、そもそも車を当てないに越した事はありません!!疑わしければ目視確認を、バックカメラは良くみましょう(笑)

それではまたまた~。

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