皆さんこんにちは、らく~だです。

ここのところ、キャンプネタの記事が多かったのですが今回は車関係です。

5型(4型後期)のハイエースを購入して1年ちょっと、新しい車での車中泊も回数を重ねてきましたので、この辺りで車中泊ネタを記事にしてみたいと思います。

流行を通り越して定番になりつつある車中泊ですが、車の中で寝るだけであればシートを倒すだけでも寝れなくは無いですが、車内は外気温の影響を受けやすく夏は暑く冬は寒いですし、シートの上にそのまま横になるだけでは、長時間寝ていると確実に体の何処かが痛くなったりで深い睡眠はとれません。朝まで快適にぐっすり睡眠を取るにはさまざまな工夫が必要。

てことで、筆者が車中泊を快適に行うために実践している暑さ対策や寒さ対策、また使っているグッズ(道具)を実例を交えてご紹介したいと思います。

ここで紹介するグッズやノウハウは、ハイエース以外の車でも使えるので是非ご参考にされてみてくださいね。

それではいってみましょ~

車内で快適に睡眠を取るためのポイント

実際の本題に入る前に、予備知識として車の中でぐっすり眠れるようにするためのポイントをお伝えしておきます。

さて、快適に過ごすためのポイントをご紹介するということは、何の対策もしないと車内では快適に眠れないからです。それは、いつも睡眠を取っている自宅と車内で何が違うかを紐解いていけばおのずと回答が出てきます。

筆者が考える自宅と車内の環境の違いはざっと下記の様な感じ。

  1. スペースの広さの違い
  2. 断熱性の違い
  3. 気密性の違い
  4. 段差があるか無いかの違い
  5. 寝床のクッション性の違い
  6. プライバシーの程度の違い
  7. 段取り(準備・片付けの手間の違い)

快適に車中泊をするには、上記項目をどれだけ自宅環境と近づけられるかにかかっていると思っています。程度は上から優先順位の高い順に記載しています。

それではそれぞれの項目についてより細かく見ていきましょう。

1.スペースの広さの違い

これはどなたでも直感的に理解されると思うのですが、やはり車内は自宅の部屋に比べると狭いですよね。寝る時に幅が狭ければ寝返りを打ちにくかったり、天井が低ければ就寝前や就寝後、準備や片付けをする際に動きにくい。広いに越したことは無いということですね。

ただし、これは車種によってスペースの広さが決まるので、車種を選ぶ事でしか根本的な対策はできません。ひとつ言えることは、寝返りを打てるぐらいのスペースは必要という事です。

皆さんエコノミークラス症候群というのをご存知でしょうか。飛行機のエコノミークラスで過ごしていた乗客が突然死亡するという状況からこの名前が付いたのですが、あまりにも長時間同じ体制で過ごしていると、体の血液の巡りが悪くなり、一部で血栓(血がドロッと固まったもの)ができてそれが心臓に詰まったりして死に至るというもの。震災等の災害時に自宅に住めなくなった方が車で生活し、このエコノミークラス症候群でたくさん亡くなられたと言われていますが、狭い場所でじっとしているのは身体的にもよろしくないみたいです。

筆者の乗っているハイエースは、スペースは普通車(バンなので区分は貨物車)の中では圧倒的に広く。寝床はクイーンサイズのベッド程の広さがあります。

スペースの広さが車の大きさに必ず比例するものでは無く、軽自動車でも一部の車種(NBOX+)等は下手な普通車を凌ぐ程スペースが広い。普通車であればフリード+やフリードスパイクが車中泊がしやすい事で有名です。

もし、車中泊のために車の買い替えを考えられているのであれば、これらの車種を検討されてみては如何でしょうか。ハイエースについてはこちらの記事にどんな車か詳しく紹介していますのでご参考にされてください。

2.断熱性の違い

これは自宅と大きく違う非常に重要なポイントです。車の外側は鉄板でできており、鉄をはじめとする金属は比較的熱を伝えやすい材料(熱伝導率が高い)で外気の影響を受けやすいです。

また、車内側にはこのドアの鉄板を覆うトリム言われる部品で覆われているのですが、こちらもプラスチック製である程度断熱性があるとはいえ自宅の様に断熱材が入っているわけでもなく、結果的に外の温度の影響を極端に受ける事になります。さらに上記のスペースが狭いところも温度の影響を受けやすい大きな要因。

つまり、夏は暑く冬は寒い。昼は暑く夜は寒い。これを舐めてはいけません。たとえば、外気温が0度でエンジンを掛けていたときは22~23度で適温快適だったとしてもエンジンを切って2時間もすれば車内も5度以下に下がる、なんてことになります。(ちなみに、車中泊でエンジンを掛けて就寝するのは、原則的にはタブーとされています。)

車中泊では泊まるロケーションと時間でどの程度の気温なのか事前に予想し、その気温にあった服装や準備をする必要があります。

3.気密性の違い

車は窓を閉め切っていればある程度の気密性があります。閉め切っていると酸素不足で死んでしまう、なんて事は無く隙間はたくさんあるのですが、断熱性のところでも説明したように、スペースが狭いため空気がこもりやすいんです。

例えば、夏に窓を閉め切ったままだと体からの熱や汗(湿気)で車内が不快な状態になるのですが、だからといって窓開けると外から丸見えになったり、蚊等の虫が入ってきたりとこれはこれで快適に過ごせません。

これは窓を開けずに換気するしくみが必要になりますが後のグッズの紹介でも出てきます。

4.段差があるか無いかの違い

皆さんご自宅で寝る際にベッドや敷布団を使われていると思いますが平坦な場所に布団を引かれてますよね?車内の場合はそういうわけにはいきません。フルフラットシートと謳わていても、実際はシートとシートの間に隙間があったりシートベルトのバックルが出っ張っていたりと凸凹な事が多いです。シートの折れ目もだいたいまっすぐにはならないですよね。

出っ張りやへこみがある上に寝ると体勢がおかしくなったり、出っ張ている部分が体にあたって痛かったりと落ち着いて寝れない、という事になります。いかに車内をフラットにするか工夫が必要になります。

5.寝床のクッション性の違い

これは車のシートそのままだと布団と比べると固いですよね。自分は硬い床で寝るのは全く平気で体も痛くなりませんが、ダメな人はダメだと思います。やはり車でもマットや布団があれば快適です。

6.プライバシーの程度の違い

難しい書き方をしていますが、要は外からの視界を遮るものが少ないという事です。後席はプライバシーガラスを採用している車はほとんどですが、プライバシーガラス程度では目を凝らすと外から中が見えますし、プライシーガラスは中から外は丸見えなので外から見られている気がして落ち着かないです。

7.段取りの違い

最後は寝るまでの準備と起きた時の片づけの手間の違いです。自宅でベッドであれば、寝るときは布団を被るだけですし起きた時は掛布団を掛けなおす程度ではないでしょうか。布団であれば布団を敷いたり畳んで収納したりという手間がかかります。

車の場合はシートを倒すのに邪魔な荷物を移動させ、シートを倒してマットを引いて窓を目隠しして、、、とにかく自宅に比べて手間がかかるんです。

さぁ、ある程度自宅と車内の環境の違いはイメージはして頂けましたでしょうか。
季節や環境に応じてこれらの違いの差異を埋めるように工夫すれば、より快適に車内での睡眠が取れるようになるということになります。

らく~だ的 おすすめの車中泊便利グッズ

それでは本題の便利グッズの紹介をしていきたいと思います。
ちなみにご紹介するグッズは上記説明した違いのいずれかの対策にあたるものになっています。

おすすめとしてご紹介している商品については品質・機能それぞれ筆者がコダワリを持って選定しているものですのでご安心くださいね。

季節をと合わず快適に寝るためにおススメのもの

まずは暑い時や寒い時等、季節や温度を問わず車中泊を快適に行うためのものをご紹介します。

1.マット

おそらく、本当に快適に車中泊をする上で一番のキモになってくるのが寝床となるマットになります。主に車のシートの凸凹を無くしたり、フワフワの寝心地を得るためのアイテム。

快適な順におススメの商品を紹介しますね。

スノーピーク キャンピングマット 2.5W

一番のおススメはこちらの商品。

インフレータブルマットと呼ばれるカテゴリの製品でスポンジ状のウレタン材と空気の双方でクッション性を確保している製品。クッション材に肉抜きの工夫もされておりエアを抜けばかなり小さくなるので、寝心地と携帯性を高度に両立しています。

このスノーピークのインフレータブルマットは厚さも絶妙で下手なマットレスやベッドよりも寝心地がいいと思います。こちらは商品の詳細な紹介も記事にしていますのでご参考に。2.0wは厚さ5.0㎝、2.5wは厚さ6.2㎝で絶妙な暑さの2.5wが特におススメ。1.2㎝差ですが、寝てみるとその差は歴然!自分はキャンプと車中泊で併用しています。

キャプテンスタッグ EVAフォームマット

こちらはキャンプ業界ではかなり有名な商品で、ウレタンマットと呼ばれる、エアを入れる構造ではないものです。お値段もスノーピークのものを比較すると1/4~1/5程度で購入でき、寝心地もほどほどに良くコストパフォーマンスが非常に高いのですが、嵩張るのが欠点。

このマットもシングルサイズ・ダブルサイズとラインナップがあるのですが、おススメはダブルサイズです。広げて2人で使う場合はもちろん、一人で使う場合は折りたたんで半分のサイズにすることにより厚みが増えてクッション性が増します。一番手軽に導入したり試せるのはこちらですね。

オンリースタイル 車中泊専用マット

こちらは車中泊専用品を扱っているメーカーが製造・販売されている製品でインフレータブルマットなのですが厚みが最大10㎝ありまさに布団と言った感じで寝心地は最強と思われます。また、製品サイズをきめ細かに設定されているので自分の車のスペースに合わせやすいところもポイント。

こちらは幅66㎝のものと幅100㎝のワイドタイプがありますが1枚のみ、2枚使用で車内の幅に合わせやすい幅66㎝のノーマルタイプがおススメ。

デメリットは分厚いだけに嵩が高く重いこと。あと、こちもやはりお値段はそれなりにします。

2.まくら(ピロー)

マット同様に枕も快眠のためには重要。理想はいつも使っている枕ですが、やはり嵩張るのでインフレータブルのものやエア注入式のものが邪魔になりません。

筆者がおススメするのはこちら。

筆者が使っているのはもう少し昔のモデルなのですが、収納時は握りこぶし以下のサイズ、逆流防止弁が付いていて膨らませるのがすごい楽で寝心地も抜群です。最新モデルは息を吹き込むことなく手で素早く膨らませられるようになっています。

こちらはAmazonで購入するのが圧倒的に安いです。

3.カーテン・サンシェード

車中泊初心者が見落としがちなポイントが窓。マットを敷いてまくらを置いて、快適な寝心地を手に入れたとしても、ココがしっかりしていないと快眠は実現できません。

車の窓、できるだけ大きくて明るくて解放感がある方が走っている時は気持ち良く快適なのですが寝るときは真逆になります。

窓が大きければ大きい程、寝ている時に外からの視線が気になり、着替える時等、外から見られてないかと落ち着いていられません。また、日の長い春~夏場にかけては朝日が眩しくてゆっくり寝ていられないという事態も発生します。

そのため、車中泊には内外の光と視線をシャットダウンする、カーテンやサンシェードが必要になります。

趣味職人 サンシェード

車中泊初心者の方におすすめなのがサンシェードです。窓の形に切り抜いたマットを吸盤で窓に貼りつけるタイプのものでカーテンの様に車両へ特別な施工は要らず購入した日からすぐに利用できます。

きっちり窓の隙間を埋めてくれるので遮光性が高く、厚みのあるものは断熱性にも長けるのがポイント。特に冬場なんかは、あると無いとではかなり車内温度が変わってきます。

筆者が特におススメするのは「趣味職人」というブランドの製品です。

サンシェード、色々なメーカーからそれこそ破格の値段のものも販売されているのですが、この製品は日本製で寸法、縫製がしっかりしており、ウレタンの断熱材が入っていて断熱性が高く利用者の評判もすこぶる良いです。筆者も後述のカーテンを装着するまでは同製品を利用していました。

高いから高品質というワケではありませんが、安価なものはそれなりの品質のケースが多く、安く手に入れてもすぐに破損したり、利用していてもすぐに剥がれてきたり断熱性に劣るなど、満足できない結果となることも考えられますので良く確認して購入することをおススメします。

こちらは標準ボディ用。製品はフロントガラス用とリアガラス用で別れて販売されています。いずれも初期型(1型)~最新型(5型)まですべて適合します。

標準ボディ フロント用

標準ボディ リア用

ワイドボディ フロント用

ワイドボディ リア用

スーパーロングはリアのみ専用品。フロントはワイド用で適合します。

スーパーロング リア用

Levolva 専用間仕切りカーテン

車中泊をかなり頻繁にされる方、連泊をされる方におススメなのがカーテンです。遮光性・断熱性などの機能こそサンシェードに軍配が上がりますが、基本据え付けで取り外し等の作業が不要なので設営・撤収が圧倒的に楽。

ご紹介する商品は取り付けも両面テープで純正カーテンの様に内装に穴あけ等の加工が一切不要です。筆者も利用していますがフィッティングも完璧で大満足でした。

こちらも標準ボディ・ワイドボディで商品が分かれていますのでご注意を。こちらはスーパーロング用はラインアップされていません。

フロント用 ※標準ボディ・ワイドボディ共通

標準ボディ リア用

ワイドボディ リア用

4.ランタン

車内で寝るのに何故ランタン?と思われると思うのですが、車内に居るということは車のドアは締めてますよね。ルームランプのスイッチをドア連動にしているとランプが消えている状態になるのですが、この状態でルームランプを付けるには天井まで手を伸ばしてスイッチを「ON」状態にする必要があります。寝いた時にこのスイッチがすぐに手を伸ばせる位置にあるといいのですが、離れている場合は車内を移動して切らなければなりません。

また、ルームランプは通常車のメインバッテリから給電していますがこれを付けっぱなしにしておくことは「バッテリが切れないか」心配になる事もあるでしょう。さらに車内のルームランプは枕灯として利用するには明るすぎるケースも多いと思います。

そういう時に便利なのがキャンプ用品として販売されているLEDランタン。これなら車のバッテリ切れの心配もせず、枕元に置いておけばすぐにスイッチをON/OFFできるし、明るさが調整できる製品が多いので枕灯として常時付けておけば夜にトイレに行きたくなった際なども安心ですよ。

ジェントス  エクスプローラー SOL-036C

4年程前にアウトドアに目覚めた頃に購入して依頼、常にヘビロテで利用しています。ハイエースの屋根からアスファルトに落下したぐらいではビクともしない耐久性、LEDですが、昼白色・中間色・電球色と色味が変更でき、動作も単三電池なのでいざ電池が切れた際もすぐに調達できる。サイズもコンパクトで設置場所を選びません。自分の中では汎用性一番の優秀なランタン。

こちらは最近モデルチェンジした様で、光量が上がり連続点灯時間も増えていて数百円の差なのでこちらが良いかもしれませんね。

ロゴス パワーストックランタン

LEDランタンとモバイルバッテリが一緒になったもの、といった説明が適当でしょうか。電源が内蔵のリチウムイオン電池で10,000~20,000mAhもあるので最小の照度なら数日間連続で利用できます。またUSBポートが付いていて、ランタンとして利用すると同時にモバイルバッテリーとしてスマホの充電も可能。

 

寝ている時は車のエンジンが止まっている事が多いので、その状況でスマホの充電ができるのはありがたいですよね。欠点は価格が高いところ。

詳細なレビューを別記事で書いていますので参考にしてくださいね。

ルーメナー2

こちらも先述のパワーストックランタンと同様にモバイルバッテリー機能を持ったLEDランタンですが、よりコンパクトにできています。防水&防塵、色々な場所に掛けられるようにマグネット式のフックが付いていたりアイデア満載。

パワーストックランタンよりこちらの方が汎用性は高いですが、バッテリ容量は10,000mAhのみなので、スマホ充電に利用する場合はパワーストックランタンに分があります。

防水・防塵機能はありませんが、バッテリ容量が拡張された「ルーメナープラス」という製品も販売されています。カタログ上の光量はこちらが一番上。

5.ポータブルバッテリ

これも車中泊やキャンプで有用性の高いアイテム。大型のバッテリにUSB、カー電源・100Vコンセント等の給電口が付いていて、どこでもこれらの電源が必要な電気製品が使えるようになります。スマホの充電はもちろん、照照明の電源として、夏は扇風機、冬は電気毛布の電源として活躍してくれます。

車内やキャンプだけではなく、駐車場で作業をする際に照明や扇風機を利用できたりと、汎用性は高いです。

選定のポイントはできる限り最大出力・電池容量の大きなものを選択すること。特に電気毛布や湯沸かし器等を利用する場合は消費電力が高いので、出力や容量の低いものでは動作しないなどの自体も発生します。

また、100Vの家電は交流電流で動作するようになっているのですが、バッテリ自体は直流電流なのでこれを交流に変換するインバータという機械が内蔵されています。そのインバータは「疑似正弦波」を発生するものと「正弦波」を発生する製品に分かれており、「疑似正弦波」の場合はマイコン制御等を行っている電気製品は動作しませんので、できれば「正弦波」を発生するものを購入してください。

※「正弦波」に対応している製品の方が一般的には高価になります

筆者がおすすめするのは「Smart Tap PowerARK」。正弦波対応で容量・出力共にこの価格帯の製品では最大です。

主に春・夏の車中泊におススメのもの

春・夏の季節に特に重要なのは「暑さ」対策になります。昨今は温暖化の影響か春先でも30度に達するような真夏日もありますので暑さに備えるのは必須です。

1.防虫ネット

暑さ対策で必ず必要になるのが換気手段。車内はスペースが狭く気密性が高いために汗などで湿度の高い空気が車内にこもると、暑苦しくてとても寝ていられません。

そこでできる限り換気ができる様に窓を開けると良いのですが、春・夏は空いた窓から蚊等の虫が浸入するので防虫ネットを貼って対策をします。

アミエース

まずハイエース用の防虫ネットで一番おススメしたいのがリアスライドドアに付いている窓に取り付けるタイプのこの製品。1~3型と4型以降で窓の形状が異なっていてそれぞれ専用品になるので気を付けてください。

1~3型用

4型~用

常設タイプなので、一度取り付けたら付けっぱなしで窓を閉じられるので付けたり外したりの、準備や片付けが要りません。あと、ネットが破れてもホームセンター等で汎用のネットを買って来て張り替えられます。

※販売は1枚単位なので左右ドアに付ける場合は2セット必要です

最近、リール式の製品も販売されており、こちらは窓の内側から取り付ける構造になっていて網戸が不要な場合はフルオープンできるのですが、構造が複雑かつ取り付けが両面テープなので耐久性に難がありそうです。こちらは4型以降のみ対応。

※こちらは左右セット

ウィンドーバグネット

こちらは前の窓に取り付けるタイプ。ハイエース、4型以降でパワースライドドアをオプション選択するとリアスライドドアの窓が無くなるので「アミエース」が取り付けられないんです。その場合はこの製品を利用すればOK。

こちらは1~3型、4型以降で製品が分かれています。同じような気もするのですが、、、

1~3型

4型~

こちらの商品は利用する度に取り付け・取り外し・収納の作業が必要になるので「アミエース」より手間は増えますね。取付自体は慣れれば左右片側1分程度で取り付けられるのでたいした手間ではありません。筆者は電動スライドドアにしたのでスライドドアに窓が無く、こちらの製品を利用しています。以前3型に乗っていた際はアミエースを利用していました。

リアゲート用防虫ネット

そして前述の「アミエース」や「ウィンドーバグネット」と是非併用をおススメしたいのがリアゲートに取り付けるタイプのこの製品。

標準ボディ用

ワイドボディ/ミドルルーフ用

スーパーロング(ワイド/ハイルーフ)用

 

1ヵ所ではなく2ヵ所以上換気口を設けることにより、風の通路ができるので換気効率が上がります。特にリアゲートは導風面積が広いので、この部分から風を取り入れることによって劇的に涼しくなります!!

ただし、防犯やプライバシー上、寝ている間ずっとリアゲートをフルオープンにするわけにはいかないですよね、、、。そんな時はこれ。

このアイテムを使えば、リアゲートを中途半端に開けた状態で鍵が閉められるんです。リアゲートから導風することによってめちゃくちゃ涼しくなるので特に真夏に車中泊をされる場合必須といっても過言ではありません。

オグショー ESボーンバー 取り付け
このような感じにリアゲートのロック部にかませて隙間を開けるツールです。
OGUSHOW ESボーンバー 取り付け例2
この様な感じでドアに隙間が空くので車内を風邪が通り抜けます。効果絶大!!

2.扇風機(サーキュレーター・ファン)

もう一つ、夏に必須のアイテムはこれです。前述の換気対策をしても、風が無くて窓を開けても換気されない場合や、そもそも外気自体が高温の場合は意味がありません。

そういうケースは扇風機が役に立ちます。風が無い場合は窓際で扇風機を回して外気を取り込むまたは内気を排出すれば換気ができますし、外気温が高い場合はできるかぎり体に直接風を当てることにより暑さをしのげます。

こちらはカー電源で動くタイプ。筆者のハイエースはサブバッテリが付いているのでエンジンが止まっていてもこのタイプのものが使えます。

そして最強なのがこちら。

マキタの電動工具用の汎用バッテリを使う扇風機で軽量コンパクトな筐体で、家庭用扇風機並みの風量があり、なおかつ最強風量でもバッテリ1つで9時間程動作します。風量弱なら21時間。

バッテリは純正は非常に高価なので筆者は互換品を利用。今のところ問題無く使えています。※純正以外のバッテリの利用はリスクを十分理解した上で、自己責任でお使いください