皆さんお久しぶりです、らく~だです。

本日はアウトドア記事第二弾、ペグハンマー導入の話になります。

記事ネタは山積するばかり。もっと先に書きたい記事がたくさんあるのですが、導入したのが新発売の話題の製品ということで即行レビューの記事にしました。

ペグハンマーって?

ご存じない方はおられない様な気はするのですが、念のため。

ペグハンマーとはペグを打つためのハンマーです。
はい、終わり。

冗談です(^^; ペグとは、テントやタープを固定するためのロープ等を地面に固定するための小型の杭のようなものです。写真を見た方が早いですね。

はい、こちら。


ごめんなさい(^^; これはかなり大型の全長50cmもので実際普段利用するものは20cm~40cmぐらいのものを利用することがほとんどだと思います。

テントやタープから地面に向かってピーンとロープが下がっているのは見た事のある方が多いと思いますがロープの地面側を見てみると写真の様な(もっと小さいことが多い)杭が地面に打たれていてそこにロープが固定されていると思います。

この杭を地面に打ち込むために利用する道具がペグハンマーとなります。

ペグ専用のハンマーは初めての導入

筆者、ペグ打ち自体はタープテントやタープで今までもしたことがあったのですが、汎用の金槌(ホームセンターとかで売っているやつ)を利用していました。こんなやつです。


タープを利用するキャンプに行く時、準備の際に工具箱から取り出して車に積み込み帰ってきたら工具箱に戻す。この繰り返しです。

そうなんです、いちいち道具を引っ張り出すのが邪魔臭い。通常の金槌を利用してペグを打つ事自体には特に不満もなかったのですが道具の準備という点において他に用意した方が良いという結論に至ったのです。

で、どうせなら目的に合ったベストなものが欲しいということでいつもの物色がはじまりました。

ペグハンマー選定のポイント

特に他のキャンプ道具と選定基準に変わりは無く下記です。

  • 利便性を失わない程度に小型・軽量なもの
  • 耐久性
  • デザイン(筆者の指向性は一定では無くて、場当たり的な「カッコイイ」基準)

候補としては、MSR、スノーピークのものが上がりましたがMSRのものは軽量化第一で耐久性に難がありそうだったこと、スノーピークのものは質実剛健だが重量があり、銅のハンマーヘッド(打撃時のショックが和らぐ)にも魅力を感じませんでした。

そこでインターネットをグリグリ検索して見つけたのがMURACOというメーカーの「KARAJAS PEG HAMMMER(カラジャス ペグハンマー)」という商品でした。

KARAJAS PEG HAMMERとは?

インターネットで見つけたKARAJAS PEG HAMMERですが、これが他のハンマーと見た目から一線を画しています。

何も言われずにこの写真を見て、誰がハンマーと気づきましょうか。製品のスペックは下記になります。

素材:ヘッド部 ステンレス 304  ハンドル部 A6063  アルミ合金
サイズ:W5.5cm x L27.5cm
総重量:236g
Made in Japan.

ヘッド部の形状により、幅が大きく抑えられておりストレートなグリップの形状と相まって非常にコンパクトに仕上がっています。しかも総重量もスノーピークの670gと比べると1/3に近い驚異的な数字です。

丸く虫食いのようにくり抜いた特殊なヘッド形状はペグを抜く際にペグを引っかけるために考えられたものだそうです。

ペグの打ち込み
ペグ抜き – 使用法1
ペグ抜き – 使用法2

いやーそれにしてもこの形は斬新。そしてカッコいい。実勢価格は4200程度とペグハンマーとしては決して安くは無いのですがMSRやスノーピークのものと比べると安価ですね。

ちなみに出荷が5月中旬以降の発売ホヤホヤのものです。

MURACOっていうブランドは今回始めて知ったのですが、取り扱っている商品が全般的にモノクロでブランディングされており、渋カッコイイ感じで筆者には非常に好印象。男子で引かれる方は多いのではないでしょうか。今のところ触手の動きそうなものはありませんでしたが要チェックブランドになりました。

CARAJAS PEG HAMMERが届いた。

先日、実際に商品が届いたので手に取ってみることに。

送られてきた時の内装はプチプチのみでそっけない感じですが、実利の無い過剰包装に興味の無い筆者にはマイナスにはなりません。

※そうは言いつつもカッコいい包装がしてあると微妙にテンション上がるのですが、、、、

で、取り出した商品がこちら。

ペグが写っていますがペグは含みません。

サイズはコンパクト。写真に一緒に写っているペグがスノーピークのソリッドステーク20で長さ20cmです。重量は想像していたよりズッシリとしています。


柄にはブランドのロゴや製品の内容を記載したラベルが。ラベルもデザインは秀逸ですがペラペラで簡易な感じで筆者には好印象です。


ヘッドはステンレススチールの削り出し。フライス盤で削り出している様ですが、仕上げ後に付いたものなのか小傷がたくさんありすごく綺麗!という感じではありませんでした。ただし、機能上は問題なし。というかハンマーなので綺麗すぎると使うのに罪悪感が、、、。

柄は小傷も無かったので、ヘッドはやはり生産時のものと思われます。やはり傷つくのが前提の道具なので多少の傷は製品としても問題無い、ということなのでしょう。


打ち付ける面の写真がこちら。フラットに削られています。断面を見ると最薄部はかなり薄く2~3mm程度。まぁ、打ち付けるのはペグ限定なのでコレも問題なしでしょう。


柄にはブランドロゴがプリントされ、ストラップが付けられています。ちなみに柄は肉厚のアルミパイプで構成されており厚みが3㎜程度あるので頑丈そうです。


ラベルを剥がしてみました。ヘッドと柄の接続はリベットピンでされていますが、こちらは酷使するとガタが来そうな気がします。でもこれ、おそらく汎用のリベットですね。パイプとヘッドのクリアランスにガタが来なければ、修理も簡単そうです。

使用してみた感想

写真は無いのですが、タープ設営にこのKARAJAS PEG HAMMERを使いペグ打ちをしてみました。
コンディションは小石交じりの硬めの地盤。

感想ですが、ヘッドが少し軽いが携帯性を考えるとすごく良いです。
機能と携帯性、デザイン性を良いポジションでバランスさせている製品なのでは無いでしょうか。

確かに、スノーピークのハンマーの方が重量があり楽に打ち込めると思いますが、設営場所まで車両で移動できず、リュックで持ち運んだためこれがスノーピークのハンマーだと重くて荷物になるなぁと感じていたと思います。

ペグはソリッドステークでペグ抜きの機能もベストとは言わないまでも楽に抜くことができましたよ。

2018/11/13追記
最近知ってショックだったのですがこのペグハンマー、アルミペグの打ち込みを想定して設計されているようです。場合によってはハンマーヘッドの肉薄になった部分からヘッドが曲がってしまうみたい。自分もソリステをガンガン打ち込んでいますが今のところは大丈夫ですが、、、。

軽量かつ鍛造ペグもバンバン打てる万能なペグハンマーが欲しい、という方はMSRのステイクハンマーを選択したほうが無難そうです。

メーカーさん、さすがにその内容を公式の紹介文に載せっていないのはマズいと思いますよ、、、。

まとめ

レビューは如何でしたでしょうか。今回レビューした「CARAJAS PEG HAMMER」ですが、下記の様な方は買いだと思います。

  • 携帯性の高いペグハンマーが欲しい
  • カッコいいペグハンマーが欲しい
  • 人と違う道具にしたい

日本製で品質も高いので、”良いモノ”を選択する方も満足ができる商品だと思います。
購入したいという方はこちらから。

今回は即行レビューということで紹介しきれなかった部分もあるのでまた改めて記事更新したいと思います。

それではまたまた~!