皆さんこんにちは、らく~だです。

サイトの説明ページで書いていますが自分はDIY自体は好きなんですが、仕上がった際のクォリティが製品並みでないと納得できないんです。何か構成を練ったとしても子供の世話もあるし、他の趣味で忙しいし(笑)でまとまった時間がなかなか取れずで、良い既製品があれば迷いなく既製品を購入します。

筆者の記事がなぜ既製品レビュー中心なのか。背景にあるらく~だの価値観を今回は記事にしてみました。

しょーもない記事ですが、ご興味が歩き方はお付き合いください!
それではいってみましょ~

DIYの目的

DIYが好きな方は、なぜDIYを好んでされるのでしょうか。
筆者が思うDIYの目的は下記3つぐらいだと思います。

  1. 既製品に無いものを自分で作る
  2. 既製品が高いから自分で作る
  3. 楽しいから自分で作る

この3つの目的について、掘り下げて筆者がDIYをする理由、しない理由を語っていきたいと思います。

1.既製品に無いものを自分で作る

既製品に無いものは自分で作るか、ほかの人(専門業者等のプロ)に作って貰うしかありません。

ここは自分で作る技術がある、もしくは知識があるならDIYという選択肢が出てくると思います。筆者がDIYをする理由としてはここが一番です。

ユニフレーム(UNIFRAME)焚き火テーブル 便利カスタム
焚き火テーブルにパイプラックを追加。パーツ選択によって純正とも思えるようなクオリティに仕上がったので満足。

つまり、既製品が存在するものはDIY対象になりません。“既製品が存在しない”には「既製品には満足な品質のものが存在しない」も含まれます。

2.既製品が高いから自分で作る

既製品が高くて買うのが不可能だから自分で作る。これはシンプルに理由として存在しても良いかなと思いますが、筆者には当てはまりません。

何故なら、機能・性能・品質の全てを既製品と同じものをDIYで作ろうとすると、技術的に難しいか、膨大な時間がかかるか、材料費を個人で仕入れたりすることによるコスト増で、結果的には「高く」なる事が多いからです。

趣味の道具はなんでもそうなんですが、今は道具が不要になったらヤフオクやメルカリで処分すると結構な値段で販売できます。※もちろん手間はかかるし、売価は状態によるのですが、、、

例えば、焚き火テーブルは新品で購入すると7500円するんですが、ヤフオクやメルカリで5000~6500円ぐらいで売れるんです。差額は1000~2500円。良いものをこの差額で使えると考えるとそんなに高くないと感じませんか?

結構な材料費を使ってDIYで同じようなものを作ったとしても、ブランドの無い(個人が自分のためにだけ作っているのだから、ブランド力が無いのは当然です)モノは処分するときもお金になりません。

購入するコストだけではなく、処分する段階まで考えたとき、DIYの方が高額なんです。お金という意味はもちろん、時間という意味でも。さすがに特注で作って貰うとなると、かなりのコストになってくるので財布と相談という要素が強くなってきますが、、、、

※材料が自身の仕事上、タダもしくは安価で手に入るとか事情があれば、コストを低くする目的でのDIYが色濃いものになると思います

もちろん、使い潰す前提のモノであれば購入時点でのみ考えれば問題無いのでその限りではありません。でもだいたい、使い潰すと思っていたものもそのうち気移りして、買い換えちゃったりするんですよね(笑)

3.楽しいから自分で作る

趣味としてのDIYの一番の意義はココでは無いのかなと思っています。

先ほどから書いていますが、自分で作ればコストは安く付くケースはあると思いますが、既製品と比べ品質は下がることも多いと思いますし、たくさん時間がかかるケースも多いです。(慣れないことをするのだから当たり前)

また、既製品に無いものもお金さえかければ、特注というカタチで解決するケースも少なくありません。

でも自分で作る場合は、その工程そのものを楽しめるし、完成した時も達成感があり、自分の考えたものが形になるというのはそれはそれは素晴らしい感覚です。

既製品が無いことは、DIYの大きな意義や動機になり得るけど、だいたいは創作行為自体の「楽しさ」や「達成感」、そして自分で作ったオリジナルのものを愛用するという「所有感」というのが意義や動機として大きいのかなぁと。そして二次的なものとして、「安くつく」というのが出てくるのかなぁと感じるのです。

筆者の場合は、「時間が惜しい」ので楽しさやコストの優先度が低く、「既製品が存在しない場合はDIYでやってみる」という動機が中心なのです。また、コストについては他にも言及すべきことがありますので次の項目で筆者の動機を含め記載します。

らく~だの消費哲学

それでは筆者はどのような価値観で既製品の購入やDIYを選択しているのでしょうか。

まず、既製品で販売されていて、どうしても欲しい機能が無いとかでなければ、既製品を購入します。楽しいからDIYするという動機は筆者には薄く、他のことをする時間が惜しい自分にとっては、この楽しい部分の優先順位が下がってしまうからです。時間も、できる限り子供や家族と一緒の時間を取りたいですし、他にもたくさん趣味を持っているのでそれらに時間も割きたい。

既製品が高い場合は頑張って資金を捻出しようとしますし、到底難しいのであれば「いつか買う」リストに入れておいてその場はキッパリ諦めます。どうしてもそのモノが必要で、何でもよく、DIYで簡単に作れるようなケースがあれば、DIYをするかもしれません。

既製品が無い場合は、DIYでも綺麗に(品質良く)かつ短時間で対応できそうであれば、DIYで対応します。できそうでなければ、コストが高くても業者さんにお願いしますね。

鉄板工房(MM Factory)鉄鍋 特注
オリジナルで業者さんに作って頂いた6㎜厚の鉄板製のダッチパン。鍋部分は6㎜厚の鉄板を絞り加工と呼ばれるプレス加工して作っているとのこと。溶接面もすごく綺麗でさすがにこれは自分では作れない
鉄板工房(MM Factory)鉄鍋で極厚ステーキを焼く 鉄板料理
形状が鍋状で、6㎜厚のフタもあるので焼き物や蒸しもの等様々な調理に対応可能。立ち上がりがあるので油の撥ねによる周囲の汚れも防げるし、すき焼き鍋の様に持ち手があるので鉄板が冷めていないままでもそのまま持ち運び可能。

あとは、「既製品の購入」と書きまくっていますが、ただ単に既製品を購入するのではなくて常に下記の様な事を心がけて購入しています。

良いモノを大切に使って、費用を抑えるということ

良いモノ大切に使って本当に不要になった際は売却してまた良いものを買う資金に充てる。このサイクルを繰り返すと、結果的には良い道具を長く使い(エコ)、かつお金を無駄にしない事につながると思っています。

そのような価値観でモノを持つ(実践する)ポイントは中途半端なものを購入しない(本当に良いものを選ぶ)ことです。

もちろん、世の中良いものを探せばいくらでもあるし、お金さえあればプロに作ってもらえば最高のものができます。資金については無いものは絞り出せないですが、出てこないのではなくて「出し渋る」程度であれば思い切って出した方が良いというのが筆者の考えです。

良いモノとは?

それでは良いモノとはどういうものなんでしょうか?筆者は下記の様に考えています。

①製品の利用目的を達成する上で機能・性能・品質が高い製品。またそれらのバランスが取れた製品

また、それは結果的に

②利用者に長く愛されている製品や製品のブランド。またはプレミア扱いされているビンテージ等の製品

となっている事が多いです。さらに

③市場価値が高い(店舗やオークション等で高値で取引されている)

という結果になります。不要なモノを処分して、新しいモノを購入する、リサイクルするという観点では重要。

①だけで良いモノなのか判断するには、ある程度の製品知識や知見が無いと難しい部分もありますが、②③と併せればある程度の精度での判断は誰にでもできるのかなと思います。

あとは、デザインや製品コンセプト等、個人の好みや置かれている状況で左右される部分がありますね。

まとめ

らく~だのしょうもない価値観をダラダラと記載した記事に最後までお付き合い頂きありがとうございました。

誤解を生むかもしれないと思ったので補足しますが、筆者はDIYはしない方が良いと言っているのではなく、自身がDIYをしないワケを書いているだけなので誤解はしないでくださいね。

時間があって、お金をかけずに欲しいものが作れたらそれに越した事は無いですし、DIYでしかできないようなオリジナルアイテムを作った時はいくらお金を積んでも味わえない満足感があると思います。

自分も年を取るごとに、お金の大切さに加えて時間の大切さを感じるようになってきました。昔は遠出するのに高速代なんてもったいない、と一辺倒に思っていた時期があったのですが、最近は「家族4人で過ごす1時間は大切だから高速道路を使おう」に変わりました。

最近、仕事とプライベート双方の充実をと謳われている“ワークライフバランス”と同じで、どこにバランスを置くかなんだと思います。「高い道具を買うのはもったいない」と思っている方にこの記事を読んで良い道具を買う後押しになれば幸いです。

DIYってそれそのものが贅沢な趣味だと思いますよ!!

Time is money. but, Time is Priceless!!

それではまたまた~